novel

Seraphim

些谷将臣


街灯りを 空から見下ろす
あの日 君に囁いた言葉 繰り返しながら

遠い記憶の果てに 彩り帯びて決して消えない
時を紡ぐ 君の鼓動…

『さあ 羽ばたいて ここへ おいで…』

その両手広げ 君は歌う 僕の名を叫び放ち…

夢に落ちる刹那 解き放つ Seraphim...
この想いだけ 刻む架空の神話を…

空の僕に微笑みかけ そっと触れる
君の指先 温もり…

『消えないで ずっと…』

闇に閉ざされた世界 悲しみさえ 凍りつく
奪われた自由 見えない『証』

Ra-rara...




歌/やましたとも、作詞・曲/マサオミ、伴奏・編曲/静狩人

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